「ダークナイト」

 今日は先日当選した、「ダークナイト」の試写会@IMAXシアターでした。19時20分上映開始の上に上映時間も152分と長いので、帰宅するのが遅くなりそうだから止めようかなぁとも思っていたのだけど、わざわざ行って正解でした!!
 先日のジャパンプレミア@東京では、主演のクリスチャン・ベールが来日しておりましたが、もちろん大阪には来ていません^^; 
 
 映画の感想の前に、このシアターで映画を観るのは初めてだったのですが、スクリーンが大きい!!日本最大のIMAXシアターで、縦20m.×横28m.の大迫力です。
 ちなみにIMAX(アイマックス)とは、最高最大の映像=IMAGE MAXIMUMの意。このカナダで生まれた史上最大のハイテク映像システムでは、通常の35ミリフィルムの10倍以上、70ミリの3倍以上という映画史上最大のフィルムサイズを採用。その鮮明な映像とデジタル6トラック・15000ワットの大音響システムによる、かつてない臨場感は、まさにヴァーチャルリアリティそのものを体感させてくれます。(サントリーIMAXより転載)
 
 従ってIMAXで撮影されたこの映画を通常のシアターで上映すると上下が切れてしまうので、迫力が半減されてしまうのではないかと思いました。もっとも通常フィルムで撮影されたものをここで上映しても然りなのかもしれませんが。
 上手く説明出来ないけど、USJのスパイダーマンの3D アトラクションを体感している感じで映画を観ることが出来ます。もちろん座席は動きません^^;
 このシアターのお陰で香港の上空やアクションシーン、二輪車バットポットやランボルギーニでバットマンが走り抜けるシーン等が大迫力で楽しめます。アクションシーンはともかく香港の上空から撮影しているシーンやバットマンが猛スピードで走る抜けるシーンを観る時なんかは映像も綺麗でまるでその場に自分が居るような臨場感を味わえて良かったです。そうそう、香港のヒルサイド・エスカレーターで撮影されたシーンもあり、行ったことがある所だったので嬉しかったりしました。
・バットポットに乗るバットマン
「ダークナイト」_a0100706_17232942.jpg

・バットマンとジョーカー「ダークナイト」_a0100706_17235099.jpg



 



 バットマン役のクリスチャン・ベールの母と姉への暴行容疑や撮影直後の今年1月に28歳の若さで急死したジョーカー役のヒース・レジャーなど映画以外の話題も色々あがっていますが、映画自体も面白いのでぜひ劇場で観るのをお勧めします。



 ゴッサムシティに、究極の悪が舞い降りた。ジョーカー(ヒース・レジャー)と名乗り、犯罪こそが最高のジョークだと不敵に笑うその男は、今日も銀行強盗の一味に紛れ込み、彼らを皆殺しにして、大金を奪った。この街を守るのはバットマン(クリスチャン・ベール)。彼はジム警部補(ゲイリー・オールドマン)と協力して、マフィアのマネー・ロンダリング銀行の摘発に成功する。
 それでも、日に日に悪にまみれて行く街に、一人の救世主が現れる。新任の地方検事ハービー・デント(アーロン・エッカート)だ。正義感に溢れるデントはバットマンを支持し、徹底的な犯罪撲滅を誓う。
 資金を経たれて悩むマフィアのボス達の会合の席に、ジョーカーが現れる。「オレがバットマンを殺す。」条件は、マフィアの全資産の半分。しかし、ジョーカーの真の目的は、金ではなかった。ムカつく正義とやらを叩き潰し、高潔な人間を堕落させ、世界が破滅していく様を特等席で楽しみたいのだ。
 ついに始まったジョーカーが仕掛ける生き残りゲーム。開幕の合図は、警視総監の暗殺だ。正体を明かさなければ市民を殺すとバットマンを脅迫し、デントと刑事補レイチェル(マギー・ギレンホール)を次のターゲットに選ぶジョーカー。しかし、それは彼が用意した悪のフルコースの、ほんの始まりに過ぎなかった・・・


 で映画の感想は、バットマン自体を観たことが無かったので、前作とは比較出来ませんが、所謂アクション系映画のような善(バットマン)が悪(ジョーカー)を倒すだけではなかったです。そして狂気のジョーカーは犯罪をおかすのは金が目的でないので、札束の山を焼いたり、自分の口が切り裂かれた所以を人に話すのだけど、その度に違う話になっていたりと、悪と言うより猟奇的で理解不能な感じ。
 話自体は駆け引きを重ねるので、二転三転して面白いです。敵味方が解り難くなるけど。あと、ジョーカーの白塗りで口が裂けたメイクも怖いけど、顔の半分に火傷を負ったデント検事のメイクの方が怖かったし彼の演技も凄かったです。
 バットマン家のアルフレッド執事役のマイケル・ケインやバットマンの装備やバットモービルを開発したルーシャス・フォックス役のモーガン・フリーマンの年配者達はこの映画の中では安心出来る存在だったかなと思います。
 あまりこの手の映画は観ないので期待していなかった分、衝撃と映像美&迫力に驚きの連続で、久しぶりに映画を観て興奮しました。一緒に行った友人も翌朝まで興奮が冷めなかったとメールが入りました(笑)

 そうそうダークナイトと言う邦題しか見てなかったので、ナイトってnight(夜)かと思っていたら、knight(騎士)でした。ってこんな勘違いは私だけ?(笑)
 でも映画を最後まで観たら、バットマンでなくダークナイトと言うタイトルになった意味が分かると思います。

 映画とは関係無いけど、残念だったのはよみうりテレビ主催だったのですが、やたらと関係者席が多くて、良い席はほとんど関係者用でした。まぁ無料招待なのだから文句を言ったらダメだけど。関係者ばかりなら内輪でして下さい!と言うのが一般客の意見です。
by ajisai0614 | 2008-07-31 00:00 | エンタメ | Comments(0)