ドーハ、ギリシア、トルコ 4日目(その③)

電車で国境越えは何度か経験ありますが、この日は国内も含めて初めての寝台電車フィリア・エキスプレスに乗車です。事前に気になることがあったけど、口コミ情報がなかったので、実際に乗車して気になった点や思ったことをメモしてみました。(なお最近乗車した人に聞いたら、トルコのアンカラエキスプレス、エジプトのナイルエキスプレスの寝台電車も個室は小さめですがほぼ同じ作りのようです。いずれも国内線のため出入国審査はありません。)

 フィリア・エキスプレス(Filia Express)・・ギリシアのテッサロニキとイスタンブールを結ぶ、国際電車で、1日1便。「地球の歩き方」によれば、毎日20時発、翌朝8時前到着。(但し、添乗員さんによれば、出入国審査を伴うため、遅れることが多いとのこと。)
 座席は1等、2等のクラス制。どちらの料金か記載されていませんが、料金は90.50トルコリラ(約9000円)。去年の「地球の歩き方」には80トルコリラとなっていたので、日本に比べれば安いけど、1年で1,000円位値上がっています。
 私達は1等車だったのですが、受け取ったチケットには50ユーロと記載されていたので、団体だと多少安いのかもしれません。外から見ると古ぼけた感じですが、中は割と綺麗でした。a0100706_015795.jpg

 電車の種類はギリシアとトルコで異なっており、トルコの電車の方が綺麗で車内も広いようですが、当日までどちらの車両になるか分からないそうです。幸い私達の時はトルコの電車だったので、スーツケースも車内に持ち込め、一人なので車内で広げることも出来ました。




車内の様子・・個室内には洗面台(熱いお湯も出ます)、2段ベッド、冷蔵庫(中身は無し)、エアコン(個室で調節出来るけど、車内が冷え切っているのでエアコンを切っても寒かった)、冷蔵庫の上に荷物置き場と引き出し式のテーブル、ハンガーなどがありました。鍵は中から閉められますが、外から鍵をかけられないので部屋を出る時は空けっぱなしになります。
 各車両にはトイレ、シャワーが付いていますが、シャワーはお湯の清潔度を考えると遠慮したい感じです。しかもシャワールームには交換したシーツが積み上がっていて、利用出来ませんでした。なので、この日はお風呂なし。持参したウェットティッシュで身体を拭いてしのぎました。幸い湿度が低く、この日はそんなに汗をかかなかったので良かったけど夏場だと辛いなぁ。

 乗車前に、ギリシアとトルコでそれぞれ出入国審査があるので、深夜に車掌さんと審査官が来る(一旦パスポートを預けて、確認後返却に来る)ので、計4回起こされるため乗車したら、早めに寝るように言われました。
 乗車してしばらくするとシーツ、タオル、枕カバーと3回配りに来ました。1回にまとめて配れば良いのにね。
 その後、夕食のお弁当a0100706_023322.jpg
(ツアー会社で手配して持ち込んだ物。車内販売や食堂車は無かったと思います)を頂き、早めにベッドに入ります。一人1枚の厚めの毛布ですが、エアコンが効きすぎて寒い!上のベッドにも毛布があるはずだわ~と思い、毛布を取りだし、毛布2枚重ね&長袖のパジャマで何とか大丈夫でしたが、他の人たちは一人1枚の毛布なので大丈夫かしらん?などと思いながら、おやすみなさい~☆
 
しかし、この電車思いの外揺れて、ベッドから振り落とされそうです。もちろん転落防止の柵やシートベルトは付いていません。昨日買ったワインを飲んで何とか寝付きました(笑)
 
 深夜1時40分頃、事前に聞いていた通り、車掌が各個室をノックしながら「パスポート!パスポート!」と叫んでいます。パスポートを預けるのは不安だったけど、きちんと制服も着ているので大丈夫だろうと思い、渡してからまた睡眠。30分位?で返却に来ました。一応他の人のパスポートと間違えてないか確認したら大丈夫でした。車両の数人分のパスポートを握り締めていたけど、意外と間違わずに仕事をしていることに驚きです(笑)
 しばらく寝ていたら、今度は荷物チェック(税関審査なのかな?)で、私の顔を見て「Japanese?」「Yes,we are group tour」と言うと納得したのか、外の部屋の人は起こされていませんでした。その後しばらくして、今度はトルコ側の入国審査で起こされました。もちろん2回。      
 
 結局朝の5時半頃までこの繰り返しで、私は計5回起こされました。翌朝、他の人に聞いたら、荷物チェックは無くて4回だった人、客室の鍵が壊れていたのでルームチェンジしたため、(客車と乗客名簿が一致しなかったからだと思いますが)何度も起こされた人、スーツケースを開けてチェックされた人とそれぞれでした。
 ツアーパンフには、「深夜に出入国審査で起こされます。」と記載されていましたが、まさか5回もあると思ってなかったので辛い。トルコがEUに加盟すれば、この審査無くなるか少ない回数で済むと思うと、トルコのEU入りも良いかもと思ったり(笑)

 個室の雰囲気(写真の右手前に洗面台。荷物を置いている台の下が冷蔵庫。a0100706_031223.jpg
Commented by saosao at 2007-11-13 16:52 x
寝台車は1等車だったのですね。中は意外(といってはなんですが)に普通の感じ。でも空間を独り占めというのが、贅沢だよね~。
これで9000円程度なら、安いことは安いですね。

シーツ、タオル、枕カバーを別々に配りに来るってのはトルコ(ギリシャ)クオリティーでしょうか?!(それともチップ狙い?)日本だったら、「1回にしろ」と、絶対文句言われそう・・・(^^;;
それに、出入国審査で夜中5回も起こされるのは、驚き!!
テロ警戒などで、チェックも厳しいのは分かるけど、これじゃあゆっくり休むどころではないですね。
私だったら年寄りなので、もう寝れないわ・・・(笑)
Commented by あじさい at 2007-11-13 21:18 x
 saosaoさんへ。
 寝台車は思っていたよりは綺麗で、出入国審査が無ければ印象も違ったかもしれないけど、1回乗れば良いかなって感じです(苦笑)移動&ホテル1泊分と考えると安いですけどね。

 チップ狙い?>もしかしてそうだったのかしら?でも流れ作業みたいな感じで配っていたので、チップ目当てか否か分かりません。

 ちなみに、5回以上起こされて、荷物検査のあった方は74歳の今回のメンバーでは最高齢のご夫妻だったので、saosaoさんなら未だ大丈夫だと思われます((笑))
Commented by fu-ko at 2007-11-14 12:23 x
寝台列車での国境越えは、私は経験したこと無いです。
「寝ている時間帯に国境が来たら、パスポートチェックってどうするんだろ?」という興味がありましたが・・・。
なんと、計5回も起こされたんですか~!?寝た気がしませんよね~!!
それに、シーツ、タオル、枕カバーなんて、最初から室内に置いておけばいいのに、わざわざ3回に分けて配りに来るなんて効率悪いし(-_-;)、長時間の乗車なのに車内販売や食堂車が無いのも不便だし、外から鍵をかけられないのも不安あるし・・・etc.
外国の列車のサービスは、日本に比べると「まだまだ~!」って感じですね(笑)
Commented by あじさい at 2007-11-15 00:40 x
 To fu-koさん、以前ジュネーブ→パリをTGVで国境越した時は、ジュネーブの駅の構内の一部が既にフランスで、そこで一度に出入国審査を済ませたので同じ感じなのかなぁと思っていたら全然違っていました。ベルリン→プラハの時は両国の審査官が同時に車内を回っていたような?数年前のことにつき記憶が曖昧。
 欧州内はシェンゲン条約加盟国(EU加盟国と若干異なる)内の移動は、出入国審査や税関手続きは最初に入国した国で行うので、ジュネーブ→パリ間は一度で済んだけど、トルコは非加盟国なので各々で審査があったようです。
 しかし、ラテンの国の人達なのだから(=時間にルーズ(笑))途中の停車駅もないし、わざわざ国境付近で審査をしなくても出発時に済ませれば良いのに~と思いました。
 どこでも眠れる私のような人は良いけど、熟睡できないから繊細な方は厳しいかも?
 電車に限らず、便利さやサービスは、慣れていると言うのも大きいけど日本の方上かもしれませんね。

 話は変わって、レッズ ACL優勝おめでとうございます。応援の甲斐がありましたね!つい気になってネットでチェックしてしまいましたよ!
by ajisai0614 | 2007-11-12 00:00 | '07年9月ドーハ,ギリシア&トルコ | Comments(4)