「80日間世界一周」

 以前レクサスのコンサートで「80日間世界一周」のテーマ曲を聞いて、実際の映画はどんなのだろうと気になっていたら、ちょうど図書館にビデオがあったので借りてきました。
 内容は「ビクトリア王朝時代(1837年~1901年)のイギリス。80日で世界一周出来るかどうか賭けをした紳士が、気球に乗って旅に出た。着いた先々で出会う人々や様々な事件。おとぎ話のようなストーリー。豪華なキャスティングと素晴らしい音楽。」
 ~映画史上に輝くファンタジーワールド~と書いてあったので、全ての行程が気球で回るのかと思っていたら、始めの方だけで、蒸気船、象、リキシャ、汽車など色々な乗り物を駆使して、回る旅行でした。




 行程は、私が見間違えてなかったら気球でイギリス~スペイン、スペイン~マルセイユ~インド~香港~日本(横浜、鎌倉)~サンフランシスコ~シカゴ~リバプール~ロンドンだったと思います。
 主役の紳士フォッグ氏は、お金持ちなので気球や蒸気船、象などを高額で買い取ったり、船の船長にお金を渡して、通常より早く航行させたり、途中でインドのアウーダ姫を助けたり、執事のパスパトゥ氏がスペイン語を話せたり、芸達者で主人のフォッグ氏を助けたりとなかなかつっこみ所の多い映画ではあったけど、かなり面白かったです。ぜひ劇場で当時を再現した世界の様子を見てみたいと思いました。とは言え、この映画自体が1956年の作品だから、50年前だけどね。
 また1870年前後の日本(鎌倉、横浜)を再現したと思われる景色とか風俗なども興味深かったです。
 今の時代なら80日もあれば、どこに行くかにもよるけど、世界一周は充分可能な時代になったと思うと科学の進歩はすごいなぁと改めて思ったり。
 そしてこのテーマ曲が流れるたびにフジテレビ系の「スチュワーデス刑事」を思い出すのは私だけは無かったと思います。
by ajisai0614 | 2007-09-16 00:00 | エンタメ | Comments(0)