阪急たびコト塾~オランダ絵画~

 今日は、オランダ絵画~アムステルダム国立博物館、マウリッツハイス美術館~で、講師は添乗員の園田昌代さんです。
 どちらも数年前に行ったところだったので、復習?を兼ねてお勉強。
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 オランダはチューリップが有名だけど、これは元々ニシン漁で儲けて、塩漬けのニシン(1400年代にドイツから塩が送られてニシンを保存できるようになった。ハンザ同盟)をバルト海の北(ポーランドとかバルト3国)へ売って、小麦や材木を輸入。アントワープはイギリスから羊毛、南ドイツから銅が入ってきたり、ポルトガルはインドから香辛料を買ってきたりと一大貿易港だった。
 材木で造船を作り、船を北欧に売ったりして、遠方のトルコとかと貿易。トルコからチューリップ178.pngの球根が輸入されて、当初は、チューリップは投機対象の商品だった。そして、1637年2月3日にチューリプの価格が200分の1に値下がり(バブルが弾けた、リーマンショックみたいな感じ)、そのせいもあってオランダの人にはチューリップ178.pngは忌み嫌われていたそうです。それまで、市民は絵画を買っており、チューリップが値下がりしたので、その後は戒めのために絵画を買った。
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 178.png●今日のまとめ●178.png
 1600年~1650年くらいがオランダが繁栄した時期でそれまでは、教会や王侯貴族から依頼を受けて絵を描いていたが、オランダでは画家が好きな絵を描いて(フェルメール)、それを見て気に入った人が買う(今の画商制度)ような仕組みが確立された。
・宗教画→風俗画(日常生活とか人物とか)
 例)フェルメールの「牛乳を注ぐ女」や「レースを編む女」など
・注文作品→商品化
・一般家庭に飾るので小型化
 例)フェルメールの絵画の大半は小型作品
・集団肖像画(一人で注文すると高いので複数人でオーダー。)
 例)レンブラントの「夜警」や「デュルフ博士の解剖学講義」


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 フェルメールは生涯に35作品しか描いてなくて、そのうち6点が今大阪で展示中。平日でも激混みとのこと(笑)
 庶民の女性を描くのが得意で、黄色と青がフェルメールらしいカラーと言われている。
 青は、当時珍しいラピスラズリ(当時は金と同じくらいの価値があり、アフガニスタンやチリでしか取れなかった)を砕いて青の色を出していたので、青色は非常に高価で高い絵の具だった。にもかかわらず、フェルメールは青の絵の具をたくさん使用したので、彼の死後、妻は破産したのではないかとも言われている。フェルメール以前は青の衣装はマリア様の服にしか使用されてなかった。

by ajisai0614 | 2019-03-15 00:00 | 日記 | Comments(0)