『杉原千畝 スギハラチウネ』

このところ観たい映画が続いていたので、映画館通いが続いています(笑)東宝のポイントが貯まっているので、ポイントで観ても良かったんだけど、『杉原千畝 スギハラチウネ』は上映時間が長いので有償で観てマイルを貯めた方が良いかと思い、東宝の日に鑑賞。早めに予約したのでプレミアシート1列目真ん中が撮れて良かった♪でも、満席じゃなかったので、お隣さんの居るプレミアシートより、前後の隣に人が居ない席の方が良かったかな?と思ったり。
a0100706_18424739.jpg

あらすじ
1934年。語学力と情報網を武器に外交官・杉原千畝(唐沢寿明)はソ連北満州鉄道譲渡の交渉を成立させる。その一方で仲間を失い、千畝自身彼を警戒するソ連から『ペルソナ・ノン・グラータ(歓迎されざる人物)』に指定され入国拒否されてしまう。千畝は在モスクワ大使館への赴任を希望していたものの叶わず、外務省よりリトアニア・カウナスにある日本領事館での勤務を命じられる。1939年、千畝は新たな相棒ペシュとリトアニアで諜報活動を開始。情報を収集し激動のヨーロッパ情勢を分析、日本に発信していく。やがてナチスドイツがポーランドに侵攻し第二次世界大戦が勃発。ナチスの迫害から逃れようと通過ビザを求めるユダヤ難民がカウナスの日本領事館へ大挙する。その数は日に日に増していき、彼らの置かれた状況を知る千畝は日本政府からの了承がないまま難民たちに通過ビザを発給するが……。




 私が杉原千畝氏のことを知ったのはいつだったか覚えてないけど、下呂温泉に行った時にバスガイドさんが「この辺りは杉原千畝さんの生まれ故郷に近くて云々」ってお話していたことを覚えているので、下呂温泉に行くより前には知っていたと思います。
 「世界ふしぎ発見!」によると、杉原氏はスパイ活動も兼ねていたようですが、優秀な外交官だったようです。映画の内容や功績は皆さんご存知のことと思うので、省略。
 映画の感想は、戦時中と言えども、外交官はパーティに参加したりと、食べ物や着るもの含めて、裕福な生活が出来ていたのね。←帰りに他の観客も同じことを話していた。
 杉原氏が出したビザでシベリア鉄道でウラジオストクまでは行けたけど、その先の連絡船に乗るには定員オーバー。でもウラジオストクの総領事代理が杉原氏の後輩の根井三郎氏だったこともあり、訓令違反で発給されたビザと知りながら、連絡船への乗船を許可したりと、杉原氏以外の協力があって、無事に日本までたどり着けたと言うことを知ることができました。
 また、日本を通過してビザの発給を受けるためには最終受入国の許可が必要だったのですが、これもオランダ領事(映画ではフィリップス社の社員兼任で描かれていた。)のヤン・ズヴァルテンディク氏が、オランダ領キュラソー島を最終受入国とするビザを発給していたことを知ることが出来ました。
 当時のオランダは、ユダヤ人への偏見が比較的少なかったため、他の欧米諸国が発行していなかったユダヤ人向けビザを発行していたようで、だからアンネ一家もオランダに住んでいたのかな?と思ったり。
 ただ、オランダ本国はすでにドイツに占領(オランダが解放されたのは1945年5月5日。GWにオランダに行った時に慰霊祭を見たことを思い出しました。)されていたので受入国には無理だけど、南米ベネズエラの沖合に浮かぶオランダ領キュラソー島なら、税関もないので入国できるという点に目をつけ、この島を最終受入国とするビザを発給したのでした。実際のキュラソー島は岩だらけで人が住めるような場所ではなかったようですが、これもユダヤ人の窮状を救うための方便だったようで、色々な人の協力があって救われた命だったことを知りました。
 
 たまたま映画を観に行った12月14日は、杉原氏がユダヤ人の友人にハヌカのお祝い(クリスマスとかお正月のようなユダヤ教の行事)に呼ばれた日(1939年12月14日)だったので、偶然とは言え、この日に観に来れて良かったです。
 主演の唐沢寿明さんと言えば、『白い巨塔』でアウシュヴィッツのシーンが印象に残っていたんだけど、今回の役柄もイメージに合っていて良かったと思います。
 杉原千畝と言う人を知るだけでなく、こう言った日本人がいらしたと言うことを知るためにもぜひ多くの人に観てもらいたい作品だと思いました。
by ajisai0614 | 2015-12-14 00:00 | エンタメ | Comments(0)