『日本のいちばん長い日』

 今日は、先日DCカードで当選した『日本のいちばん長い日』の試写会@阪急うめだホール。

 司会の方のお話によると、今回昭和天皇役にモックンが抜擢されて話題になっているけど、初めは別の方にお願いしたけど、仕事が立て込んでいて断られ、次の方は、脚本が自分の思っているのと違うからと断られ、次にモックンにお願いしたそう。とは言え、モックンも出演を迷っていたら、義理母の樹木 希林さんに「天皇役なんて、そうそう巡ってくる役じゃないから、是非引き受けなさい。」と言われ引き受けたそうですよ。
 んで、ロケは京都、奈良、滋賀、神戸辺りで撮影されたそうで、40年振りか?に京都御苑でロケが行われたそうです。

 戦争映画なので、気分が滅入ると言うか、しんどいなぁと思いながら、戦後70年になる今年の8月8日公開で話題になっていたし、出演者も演技派揃いで豪華だし、観たかったので良かったんだけど、うーん、思っていた内容と違った&本当にこんなことがあったの?と言うのが感想。
 そして、登場人物が多いし、画面が薄暗いからイマイチ見辛いし、昔の言葉で宣言したりするシーンなんかは正直、何を言っているのか分かり難い。←鑑賞後、周りの人も一緒に行ったAちゃんも同じことを言っていたので、私だけではなかったようです。
 ちなみに、エンドロールの文字も小さくて見辛い。これは、スクリーンが小さいからかもしれませんが。

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ココからは、ネタバレありです。

 正直、今の価値観で鑑賞すると、どうして終戦になったのに自決する必要が、同じ陸軍内で争う必要があるの?と思わなくはないし、阿南陸軍大臣が切腹のシーンで切腹後、直ぐに亡くならなかった際に部下が「介助しましょうか?(切腹のお手伝いをしましょうか?と言うニュアンスの言葉)」と声を掛けるシーンでは、「普通、切腹するのを止めるでしょう?」と思ったり。まぁ、止めても意思が固くて聞かないから、見届けると言う感じなんだけど。
 なので、戦争映画に付き物の涙は出ませんでした。もちろん切ないシーンはあるけど、そこまで、彼らの命を懸けた熱い気持ちに感情移入できないと言うか何というか。
 それこそ、命は大切に、戦争はダメと言う価値観で教育を受けて来た私には納得できないと言うか分からなかったです。多分戦後教育を受けた人達には、分かってもらえるんじゃないかと思います。

 ポツダム宣言を受諾するか、本土決戦だ。と言う対立や、陸海空軍内での対立などを中心に描かれているので、庶民はそんなくだらない会議の間に次々空襲や原爆で亡くなっているのに…と言う気持ちになったのでした。
 モックン演じる昭和天皇が描かれていると言うのも話題になりましたが、話し方とか雰囲気は昭和天皇風だったと思います。映画の内容が本当なら、正直、閣議に任せず、一日でも早く終戦を受け入れておけば、被害はもっと少なくて済んだのにと思わなくはなかったのでした。
 終戦派、本土決戦派、いずれも日本国を思う気持ちは一緒で、逆にこう言う熱い気持ちは現代の日本人にあるのかな?と考えさせられました。
 そんな訳で悲惨な戦争映画とは一味違う映画で、日本の歴史を知る上でも観て損はない映画だと思います。

 個人的には、玉音放送の前日に終戦に反対で本土決戦だ!と意気込む若手陸軍将校のクーデターがあったことや、玉音放送は生放送と思っていたんだけど、前日深夜に録られた録音だったと言うことは初めて知りました。この時の録音テープが出てきたと最近話題ですが、実際は3本同じ録音テープがあったようです。
 そうそう、エンドロールをチェックしたところ、皇后陛下の役が池坊 由紀さんでちょっとびっくりでしたよ。と言っても後ろ姿の食事のシーンの一瞬ですが。




 今日は、久しぶりにAちゃんと行ったんだけど、Aちゃんも6月末に富山在住の友人とソウルに行く予定にしていたそう。私の6月の釜山旅行と同じ時期に予定していて、1週間前にキャンセルしたそうで、ほとんど同じで笑っちゃった。Aちゃんは、パッケージ利用だったので、キャンセル代を被ったそうで、可哀想に…。
んで、Aちゃんとそのご友人も訪韓回数が多いので、関空、富山からそれぞれ出発で現地集合(笑)の予定だったんだけど、富山線は運休になり、Aちゃんは1人でも行くつもりにしていたけど、6月の状況から「病院に勤めているから、泣く泣くキャンセルした。」とのことで、たいそう残念がっておりました。なので、私が先日ソウルで買ってきたお土産を渡したら喜んでもらえて良かった♪
Commented by fu-ko at 2015-07-29 12:31 x
どうやら想像していた映画とは違ったようで・・・(^_^;)
戦争映画ってどこら辺までが真実なのかが分からないし、
現代の感覚とは違うから当時の思想を理解するのは難しいですよね~・・・

あじさいさんの感想を読んだ限りでは通常なら私は行かないと思いますが、今作だけは別かな~(笑)。
でも、正規料金ではなく女性の特権(レディースDay)で観に行こうと思います♪
Commented by ajisai0614 at 2015-07-30 23:14
fu-koさん こんばんは☆
 少なくとも私が今まで観たことのある戦争映画とは違っていましたね。
 桃李君ファンのfu-koさんなら予習して行かれるかもしれませんが、桃李君はそれこそ終戦反対派でクーデターを起こす若手将校の代表で、戦後教育を受けた私達世代には理解し辛い思想の持ち主です。終戦前日にホントにこんなことがあったの?と初めて知ったことも多かったです。
 そんな訳で、fu-koさんの鑑賞後の感想もお聞きしたいです(#^.^#)
by ajisai0614 | 2015-07-28 00:00 | エンタメ | Comments(2)