南部アフリカ 5日目②

 これから、ヨハネスブルグ郊外のソフェト地区の観光に向かいます。空港からの街並みは、緑も多いし近代的で高速道路もあり想像していたよりずっと都会です。何より車が多いし、車も綺麗で新しいので、ジンバブエから比べると都会と言うことが分かります。ワールドカップを開催できるくらいだから当然と言えば当然ですが。
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こちらは金の鉱脈の跡。街中あちこちに見られました。今も微量の金が残っているらしいけど、もちろん盗掘は禁止。南アフリカは、石油以外の鉱山に恵まれているそうです。
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ソフェト地区は、あのアパルトヘイト政策時の黒人居住区だったところ。この辺りは整備されて綺麗になっています。右の写真が博物館(閉館時間近くだったので外観だけ)
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ソフェト蜂起とヘクター・ピーターソン…1976年6月16日、ソフェトで大規模な反アパルト兵と暴動が起こり、警察官に発砲され、最初の犠牲者となったのは当時13歳だったヘクター・ピーターソンと言う少年だった。その暴動の様子と当時の現実を伝える歴史的博物館。敷地内には、銃撃されたヘクター・ピーターソンの遺体が運ばれてきた場所に記念碑がある。

ソフェト(SOWETO)とは?
南アフリカ最大のタウンシップ(旧黒人居住区)で、正式にはサウス・ウエスト・タウンシップと言う。アパルトヘイト撤廃後は、黒人が居住区以外に住むことも許されるようになったが、いまだに以前と変わらない暮らしを続けている人々も多い。
記念碑とその周辺
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少年を抱いているのは友達で隣に写っているのが彼の姉(当時17歳)だそうです。
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池の水は涙を表していて、水は通りまでつながるように設計されているそうです。
周辺は今も黒人居住区ですが、今は建てなおされた家が多く綺麗です。今は整備された綺麗な記念公園になっているけど、当時のことを思うと複雑な気持ちになります。この事件がきっかけで、世界中が南アフリカを非難し、結果的にはアパルトヘイトの終わりを迎えることになったそうです。
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火力発電所跡で、今はバンジージャンプが出来るそうです。ただ1回$50位するので、もっぱら外国人観光客しかしないそうですが。
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説明を聞いた後は、しばらく自由散策。但し治安が悪いので、ツアーの皆さんと一緒に。裏手にお土産物屋さんがあったので見学だけ。
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徒歩5分位の距離にマンデラ・ハウスと言い、ネルソン・マンデラ元大統領が1963年に逮捕されるまで暮らしていた住居があります。私達はバス移動&車窓見学で人が次から次へ来るのでまともに撮れず。
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その後は、当初の予定に入っていなかったけど、2010年ワールドカップの開会式の行われたサッカー・シティ競技場(FNB Stadium)へ。外観だけですが嬉しい(*^_^*) 
巨大すぎて全景は撮れず。
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by ajisai0614 | 2011-12-13 00:00 | '11年9月 南部アフリカ | Comments(0)