「ザ・タウン」

今日は2月5日から公開されるベン・アフレック監督&主演の「ザ・タウン」の試写会@関西テレビなんでもアリーナでした。ノーベル製菓の協賛だったので、「のど飴」でももらえるかな?と思って行ったところ、サワーズグミのグレープ味の現品サイズのプレゼントでした♪ 司会者の方曰く「こちらのグミは通常のグミより硬くて、噛めば噛むほど美味しさが云々。ハードつながりで今日の映画はハードな作品で云々」と説明がありました。グミって苦手だけど、美味しいとの宣伝だったので食べてみようと思います。

あらすじ&解説
チャック・ホーガンのハメット賞受賞のミステリー『強盗こそ、われらが宿命』を、「ゴーン・ベイビー・ゴーン」に続いてこれが監督2作目となるベン・アフレックが自ら主演も兼任して映画化した犯罪ドラマ。強盗を家業とする主人公が、ある女性を愛したばかりに仲間との絆の狭間で葛藤を深めていくさまと、追及の手を緩めないFBIとのスリリングな攻防を緊張感あふれるタッチで描き出す。共演はジェレミー・レナー、レベッカ・ホール、ジョン・ハム。
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 全米屈指の強盗多発地区、ボストンのチャールズタウン。この街に生まれ育ったダグ(ベン・アフレック)は、かつては輝かしい将来を夢見ていたものの、今では父親と同じ道を進み、気心の知れた幼なじみジェム(ジェレミー・レナー)たちを率いて銀行強盗を繰り返す日々。ダグは犯行現場に一切の痕跡を残さないプロの銀行強盗一味のリーダーで、毎回周到な準備で鮮やかに仕事をやり遂げてきたが、ある時、やむを得ず一時的に人質を取って逃走を図る。
しかし、解放した女性クレア(レベッカ・ホール)が、同じ街の住人だったことから、自分たちの正体に気づかれたかもしれないと不安がよぎる。そこで探りを入れるため、偶然を装い彼女に近づくダグ。しかし、不覚にも恋に落ちてしまう。やがて、FBI捜査官フローリーの追及がダグへと迫る中、足を洗ってクレアと新たな人生に踏み出したいと考え始めるダグだったが…。




 舞台はボストンのチャールズタウンと言う犯罪多発地域で、銃撃戦にカーチェイスと良くも悪くもアメリカ映画でした。特にカーチェイスのシーンは、カメラワークが良くて迫力満点でした。
 ボストンって交響楽団とかボストン美術館があったりして、アカデミックな印象の街だったけど実際は、こう言うスラム街みたいな所もあるみたい、。
 それとボストンと言えば、松阪大輔選手の所属するボストンレッドソックスのホームグラウンドフェンウェイパークが強盗先に選ばれ…。
 
 ダグは、クレアと出会い恋に落ち、街を出て新しく人生をやり直したいと願いますが、そうはさせまいと言う仲間がいたりで、スラム街で生まれ育った人たちはその生活から抜け出せない様子がうまく描かれていたと思います。最後の強盗は失敗に終わり、ダグだけ逃亡し、孤島でのシーンで終了ですが、この辺りは先日手記を出版した市橋被告の逃亡劇を思い出したり。
 ダグは強盗のリーダーでありながら、酒、薬や人を傷つけると言ったことはしない(刺青はすごかったけど。)ので悪人になり切れないので、犯罪を犯しているけど、このまま逃亡させてあげて欲しいと思ったりしたけど、これはやっぱりハンサムなベン・アフレックが演じているからかなぁ?と一緒に見た後輩と話したのでした。

 そうそう映画の初めの方の強盗のシーンでは、証拠を残さないように防犯カメラのスイッチを切って、ビデオを壊したり、指紋を残さないように漂白剤をまいたりと、一瞬犯罪指南書になるんじゃないの?と思いましたが、やっぱり悪いことはできません。
 あと、強盗で奪ったお金をクレアに「君なら有効に使える」と言って渡すけど、強盗で奪ったお金をもらったってね。しかもそれを匿名でリンクに寄付するのはどうなん?返却すべきでは?直ぐにFBIに目をつけられるんじゃない?と思うシーンもありましたが、思っていたよりも人間ドラマが垣間見られる映画でした。
 好みの分かれる映画ですが、こう言う世界もあるのだと言うことを知ることが出来るので、観ても良いと思います。
by ajisai0614 | 2011-01-31 00:00 | エンタメ | Comments(0)