韓国3日目①

今日は今回の旅行のメインイベントの板門店&西部戦線DMZ同時ツアー
板門店と言う地名は知っていても、見学できることを知ったのは8年前。当時通っていたNOVAの先生が板門店の見学をした時の写真を見せてくれた時から、いつか見てみたいなぁと思っていました。その後何度かソウルを訪問する機会はありましたが、短期滞在ではショッピング&食べ歩き&汗蒸幕とソウル市内の観光が関の山。10回目の韓国訪問でようやく板門店見学が実現できました。
 *板門店ツアーは、通常のOPと異なり、ジーンズ、サンダル履き、露出の多い服、迷彩柄の服は不可。満10歳以下は参加不可。要パスポート(旧共産圏の人、韓国人は参加不可)、個人単独訪問不可など多少制約があります。ちなみに午前中参加する第三トンネルは、国籍、年齢に関わらず誰でも見学できるそうです。
 なお、DMZ(非武装中立地帯)とは、北緯38度線を挟んだ南北両側2km.のエリアのことです。

私の参加したツアー内容
 8時20分にロッテホテル出発、9時過ぎに臨律閣(イムジンガ)到着。10分程トイレ休憩→第三トンネル(9時35分~10時50分)→都羅(トラ)展望台(10時55分~11時15分)→都羅山駅見学(11時22分~11時40分)→臨律閣でトイレ休憩&自由行動(11時55分~12時35分)→ブルコギ昼食(12時40分~13時50分)→14時10分キャンプボニパスに到着→JSA境内見学→17時半頃ロッテホテルに到着。と言う感じ。第三トンネルのエリアに入る前とキャンプボニパスに入る前(2回)の計3回パスポートチェックがありました。
このバスで出発!
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 7時40分にロッテホテル6F集合だったので、6時半起床、パスポートを持って7時過ぎに出発。7時半前に着いたけど、6Fの中央高速では既に受付が始まっているようです。受付し、乗車するバスのナンバーと座席番号を書いたメモを頂き、2Fの団体待ち合い所で待つように指示がありました。

 8時前に指定されたバスの指定された席に乗り込みます。私の参加したツアーは全員で40人少々。後ろ半分は英語圏の方、前半分は日本人の混在バスです。ガイドは2名でそれぞれ説明してくれます。さらに日本人の中でも午前中だけの人が4人、午後からも二グループに分かれるようです。
 駐車場には私たちのバス以外にも板門店に行くツアーバス(日本人ツアーもそれ以外の国も)は何台も居たので、GWだからかもしれないけど意外に参加者が多かったこともびっくりでした。
ソウル市内から出てしばらくすると高速道路を走り、窓の外を見たら川岸には有刺鉄線が見え、緊張感が高まります。ガイドさんから「写真撮影禁止のところも多いので、許可がある場所以外では撮影しないで下さい。」と言われていたので写真はなし。

臨律閣でトイレ休憩…後で来るのでチラッと見ただけですが、「意外と開けて近代的?」
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第三トンネルのエリアに入る前に、軍の人がバスに乗り込んで来てパスポートチェック。
*第三トンネル…ソウルから約55km.にあり、1978年10月に発見された。トンネルの構造は1635m.高さ1.95メートル、幅2.1m.で南方限界線の435m.まで達している。73m.の 地下に作られており、1時間に北朝鮮軍の武装した兵力を侵入させることができる。
 因みに発見された順番に番号が振られており、4つ(?)見つかっている。他のトンネルも同規模だが、第三が一番ソウルに近いのでツアーに利用されるそう。 
 なお、見学するトンネルは、北側が掘ったトンネルを調査するために、それに平行して南側が掘った軍事用のトンネルで、規模は同規模。

 第三トンネルに到着したら、私達のグループは先にトンネル内見学でした。
 手荷物はロッカーに預けます。ロッカーに鍵は付いていますが、パスポート、貴重品は上着のポケットなどに入れて置く方が安心です。なお、トンネル内は年中温度がほぼ一定なので、夏場に行くと寒く(冬だと暖かい)感じることがあるので上着を持って行くことをお勧めします。
ロッカー
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 手ぶらで、青いヘルメットを被って、3人がけのトロッコに乗り込みます。
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3人がけで前後向かい合い詰めて乗り込むように指示がありました。2m.四方のトンネルなので予想以上に狭いです。トンネル内は撮影禁止。
トンネルの見取り図
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トンネルの入り口
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このトロッコに乗ります。(これは私達の次のグループ)
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 トロッコで地下まで着いたら、下はゴム張りのマットが敷かれており、水が流れているので滑らないように、また天井も低いので頭をぶつけないようにして300m.位歩いて、突き当たりまで見学できます。
 思っていたより天井が低いので背の高い人は腰を屈めて歩かないといけないので大変かも?
 
 トンネル内では、北朝鮮が韓国側に向かってダイナマイトで爆破していた跡や、石炭でこすった跡(トンネルの掘削がバレた時に、石炭を掘っていると言う言い訳をするため。実際は花崗岩なので石炭は発掘されない。)、トンネル内の傾斜を1000分の3%だけ北朝鮮側に傾斜を付けて水が北朝鮮に流れ込むようにして韓国側にバレないようにするなど、巧妙な北朝鮮の様子が伺えます。
 
 一通り見学が終わったら、トロッコへ。青いヘルメットの人だけ乗車可(と英語で記載されています。)で、周りを見たら黄色いヘルメットの人が多数。あれっ?と思っていたら、トロッコに平行して徒歩で見学できるルートもあるそう。(←事前の口コミで知っていたけど、入り口が違ったので分からなかった。)
 ガイドさん曰く「歩いて行きたい人は、申告してくれたら、徒歩でも構いませんよ~(笑)」しかし、下りはともかく、上りはかなりの急傾斜なのでみんなトロッコへ乗車。
 ソウルナビには「見学者が多いので徒歩にて見学の場合もあります。」と書かれていたので、トロッコに乗れて良かったです~。
 トンネル内の見学が終わったら、映像館で第三トンネルなどの映像を見て終了。
オブジェ
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映像館
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by ajisai0614 | 2009-05-19 00:00 | '09年GW 韓国 | Comments(0)