「レッドクリフ partⅡ」―未来への最終決戦―

12月に観たpartⅠから早数ヶ月。楽しみにしていた「レッドクリフ partⅡ(注:音声あり)」を観てきました。残念ながら多数実施された試写会にはことごとくハズレたようで、レディースデーの本日TOHOシネマズなんば(吹き替え版の上映時間の関係で)で鑑賞。感想から言うと面白かったので、有料でも良かったと思います。
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解説
 三国志の有名なエピソードを基に、日本をはじめアジア各国で大ヒットを記録したジョン・ウー監督によるスペクタクル巨編「レッドクリフ」の後編。ついに迎えた歴史的大戦“赤壁の戦い”が空前のスケールで展開していく。出演は周瑜役にトニー・レオン、諸葛孔明役に金城武。
 80万の曹操軍をわずか5万で迎え撃つ劉備・孫権連合軍は、軍師・孔明の知略と指揮官・周瑜の活躍でどうにか撃退に成功する。思わぬ大敗にも依然圧倒的な勢力を誇る曹操は、2000隻の戦艦を率いて赤壁へと進軍する。そんな中、曹操軍には疫病が蔓延してしまうが、非情な曹操は死体を船に積み、連合軍のいる対岸へと流す。これにより連合軍にも疫病が拡がり、ついに劉備は自軍の兵と民のため撤退を決断する。ただひとり戦地に残り、周瑜とともに戦う道を選んだ孔明だったが、劉備軍が持ち帰ったことで生じた矢の不足の責めを問われてしまう。すると孔明は、周瑜に3日で10万本の矢を調達してみせると宣言するのだったが…。
(allcinemaより転載)




金城武さん演じる孔明の天候や敵の心理を利用した戦術は、とても興味深かったです。
もっとも赤壁の戦いが終わった後の周瑜 の「勝者は居ない」と言う言葉の通り、今も昔も戦には多数の犠牲を払います。軍師の諸葛孔明は、怪我をすることもなく悠々としたシーンが多いけど、その他大勢は大半が亡くなったり負傷したり。正義を貫くにしても多くの犠牲が払われているなぁと言うのが感想。そして、火攻めのシーンなんかは、赤壁の戦いのあった西暦208年に現代でもびっくりの大爆撃。まぁこの辺りはエンターテーメントとして見るのが良いのかもしれません。
 またCGだと思うけど大軍での戦いのシーンは劇場ならではの迫力を楽しめました。この辺りはジョン・ウー監督らしく豪華です。
小喬役のリン・チーリン、清楚な感じで良いですね~。清楚だけど、何とか夫である周瑜や多数の犠牲が出ると予想される民達を助けようと一人で曹操軍へ乗り込んで行くのはすごいと思ったけど、返って足手まといになった気もしなくなくはない。でも結果的に風向きが変わるまでの時間稼ぎが出来たから良かったのかな?
 あと音楽は岩代太郎氏で心地よく大河の世界に入れたと思います。


写真は「濃霧を予見し、わらで作った人形で曹操軍から10万本もの矢を調達した後の孔明」
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by ajisai0614 | 2009-04-15 00:00 | エンタメ | Comments(0)