「ブロードウェイ♪ブロードウェイ~コーラスラインにかける夢」

 先日FM802のカード会員様限定で当選した「ブロードウェイ♪ブロードウェイ~コーラスラインにかける夢」(注:音声あり)を観て来ました。梅田ブルクで開催につき、普通のシアターで観れたので更に◎でした。しかも招待客は外国人も多く、英語が飛び交っており何となく雰囲気も良し。舞台挨拶や抽選会は特にありませんでしたが。

 「コーラスライン」は、映画(ビデオ)で観たことがあったので、話は分かっていたけど、この映画は映画と言うより、2006年にNYで再演されることになった「コーラスライン」に出演するダンサーのオーディション雰囲気を追ったドキュメントタッチの映画でした。間にオーディションの前後にダンサーや審査員に行ったインタビューや古い映画のワンシーンなども盛り込まれており、なかなか興味深い映画でした。これを踏まえてこの映画のタイトルを観ると「コーラスラインにかける夢」がなるほど!と言う感じ。ミュージカル映画だと思って観にいったらアレっ?と思われるでしょう。
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 一緒に行った友人はダンス系の話が好きなので「コーラスライン」の映画のDVDも持っているそうなので、今度借りてゆっくり見てみたいと思います。それとミュージカル版の「コーラスライン」も観てみたい!個人的には、ラインダンスの雰囲気は(背丈や衣装が揃っている)宝塚の方が好みだけど、ミュージカルで観たらまた変わるかも?



 びっくりしたのはオーディションって3次審査位まであって、でも数日で終わるのかと思っていたら、何と8か月もかけて行われるのです。そして3000人の中から選ばれるのはわずか19名!国籍も様々で、日本人のユカさんもいらっしゃいました。彼女もお互いの努力を知り尽くす大親友と1つの役を巡り一騎打ちとなります。だからこそ「どちらが選ばれても応援する」と言うことが言えるのでしょう。私だったらやっぱり悔しくて応援はすると思うけど、心から言えるかしら?
 もっとも彼らのようにそこまでのめり込めることが今の私にはありませんし、大人になる(歳を重ねるごとに)につけ競争心も無くなってしまったし。
 まぁそれはともかく、8か月もの期間があるので、代役候補だったのに有力ダンサーの強敵となった新人やほぼ手中に入れていた役を、最後の瞬間に新鋭にさらわれる一流ダンサー(恋人との別れがあったり)など、一つの役を手に入れるために必死の様子がひしひしと伝わってきます。でも8か月もの期間、定職に就けないから生活も大変だなぁと思うのは、私くらい?
 とにかく、この映画を観たら、何か私も夢中になれって頑張れることが欲しい!と思える元気をもらえる映画でした。
 
by ajisai0614 | 2008-10-18 00:00 | エンタメ | Comments(0)