「屋根の上のバイオリン弾き」

 3連休は寒かったので、家に引きこもり映画三昧。
 ブロードウェイでロングランを記録したミュージカルの映画版で、1971年度アカデミー賞受賞作品です。タイトルは聞いた事があったけど、どんな話か良く知らなかったので見てみる事に。
 3時間と言う長編だったのでちょっと疲れたし、ハッピーエンドと言える終りではないけど良い作品でした。
 この映画を見る前から、ユダヤ人はなぜ迫害されるのか?ずっと私の中の疑問ではあるけど、それについては解決できず。最後にユダヤ人達は退去命令を受け、デビエ一家はニューヨークに逃げる…と言う辺りがアメリカ映画と言う感じ?原作では聖地イスラエルへ帰還するそうです。




 革命前のロシア、ウクライナの小村にユダヤ人のデビエ一家は暮らしている。5人の娘のうち、3人の娘達はそろそろ結婚を考えなければならない年頃になっていた、悩みながらも長女と次女には恋愛相手との結婚を認めたデビエだが、産所のロシア人との恋だけは許せない。悲しい親子の断絶と、しのびよるユダヤ人虐待の陰。そしてついに、家族が離れ離れにならねばならない時が来た。
 アイザック・スターンのバイオリン独奏、そして名曲「サンライズ・サンセット」が感動を誘う壮大なミュージカル叙事詩。デビエにトボル、共演にレイモンド・ラブロック。巨匠ノーマン・ジェイソン監督が放つ愛と感動の名作。
by ajisai0614 | 2008-02-11 00:00 | エンタメ | Comments(0)