2014年 10月 04日
観光以外で印象的だったこと。
闇両替が一般的。
ガイドブックにも記載があるように、公定レートと闇レートが存在し、実際現地でも現地ガイドさんから闇レートで両替しました。一応、添乗員さんから、その旨説明があり、「大きな声では言えませんが、宜しければ」との前置き付き。
米ドルの公定レートは1ドル=6.3ボリバールですが、ガイドブックに記載があるように闇レートだと1ドル=30~50ボリバールとのこと。添乗員さんは、半年前の2月にも来たそうですが、その頃は1ドル=12~15ボリバールだったそうで、まったく両替レートは不明とのことで、実際私達も1ドル=30ボリバールで両替してもらい、「お得に両替出来たわ~。」なんて喜んでいたのですが、現地の空港で売られている商品の価格を見ると、闇レートで両替した価格で普通位の価格でした。公定レートだと、庶民的な板チョコが1枚500円~1,000円位の計算になります。
ただし、カナイマのスーパーで買い物した場合、同じ物を米ドルで買うと安いけど、ボリバール払いだと2~3倍の価格だったので、もちろん米ドル払い。
とは言え、カラカスのホテルで夕食時のドリンク代は、ボリバール払いの方がお得。
例:ワイン1杯が米ドル払いだと2,000円以上、ボリバールだと1,000円位。もちろん私は飲んでないけど、現地通貨が余っていた方が頼んで飲んだところ、とても1杯2,000円のワインの味ではなかったそう。ちなみにチリワインです。ワインは全体的に高かったけど、ビールは安くて水やソフトドリンクと同じ位300円前後でした。
さらにちなみにカラカスの空港で余った現地通貨でチョコレートでも買おうと思ったら、店によって価格がバラバラ。こんな状況なので、怖くて差額をカードでと言う気持ちにもなりません。
結局、50ボリバール(私の両替レートだと2ドル弱分)しか残ってなかったので、25ボリバールのチョコを2枚買えば使い切れたのだけど、添乗員さんがお勧めしてくれたチョコは35ボリバール。1枚買っても余るしと考え、25ボリバールと35ボリバールのチョコを見せて、50ボリバールでも良いかと聞いたらOKとのこと^^; まぁミャンマーでも現地通貨を見せて値切ったけど(笑)もしかして35ボリバールのチョコ2枚でもOKなんじゃないかと交換してもらったらOK。でラッキーと言えばラッキーでしたが、本当の価格は一体いくらなんだろ?(ちなみに他の店では同じチョコが40~50ボリバールでした。)
こちらが添乗員さんお勧めのチョコ。2枚で値切って?50ボリバール。1枚30グラムからも分かるように小さいです。ブランコと書かれている通りホワイトチョコですが、食べてみたら甘すぎず日本人の口にも合うと思います。
郵便が機能していない。
いつも初めて行く国では、自分宛てにエアメールを出すのですが、今回利用したユーラシア旅行社では、旅行会社が絵葉書を3枚用意してくださるとのこと。
ただし、ベネズエラの郵便は現在機能していないので、今回は復路でトランジットで滞在するメキシコシティで出しますとのこと。当初は、切手はご自身で購入とのことでしたが、私達のツアーの前にメキシコに行かれた別のツアーの添乗員さんがメキシコの切手を買ってきてくださったそうで、私達はメキシコの切手付の絵葉書が配られました。うーん、郵便事情が悪い国は多々あれど、さすがにこのパターンは初めてでした。
ちなみにまだメキシコシティからのエアメールは届いてませんけどね。
カラカスの治安の悪さ。
これまでも多少治安に不安のある国に行くことはあったけど、(故にそう言う場所に行く時は、添乗員付きのツアーを選択。)申し込んだ後に知ったけど、海外渡航情報によるとカラカス及び空港周辺は渡航の是非を検討してください。に該当地域でした。
なので、旅行会社としてもカラカス市内には宿泊せずに郊外の比較的治安の良い場所のホテルを用意し、ホテルの敷地からは出ないようにとのこと。
カラカスのホテルは5☆でしたが、
入口には物騒な看板が・・・
ちなみに空港内も安全ではないとのことで、16名+添乗員のツアーですが、空港でのアシスタントが5名(うち1名は女性)空港内でお手洗いに行く時もアシスタントの方と一緒に行くようにとのこと。
また、国際線と国内線のターミナルは車で10分弱の場所ですが、セキュリティのアシスタントが付いて来て、バスの中は外から中が見えないように昼間でもカーテンを閉めるようにと。
なお復路で利用したバスは、窓ガラス自体が赤の色ガラスで外からは中が見えないようになっていました。中から外は見えるけど赤色^^; なので、バス内から見るとこんな感じ。せっかくのカリブ海が~。
ここでエバーグリーンのコンテナがあるのには驚きました!
これは、ツアーのバスだけではなく、他のバスも同様で、それだけ治安が悪化しているんでしょうね。とは言え、セキュリティの方は、体格こそいかつかったけど、見た感じではカジュアルな格好で拳銃を持ったりしている風ではなかったです。
ホテルの敷地から見えたカリブ海。ホテル到着が夕方だったので、高台に建つホテルの敷地から見ただけですが、手前はプール。奥がカリブ海です!
C国人、K国人が居ない!
印象に残ったと言うより、そう言えばと言う感じですが、世界のどこでもお会いするC国人。さすがに今回はお会いしませんでしたよ(笑) メキシコシティではK国人は見かけたけど、ベネズエラ国内では見かけませんでした。ただ、カナイマのロッジの入り口の看板は歓迎光臨と記載があるので、たまたま会わなかっただけかもしれません。
それにカラカスではかなり警戒してたんですね。私たちは空港内では割と自由にフラフラしてたんですけど(笑)。
カラカス空港、往路の国際線から国内線への移動時は、添乗員さん含めて私達もかなり警戒していましたよ(笑)チェックイン後、一旦自由行動とかはありましたが、一応空港内でも強盗とかあるって言われていたので、人目に付くところにいるようにはしました。
ちなみに私は復路のカラカス→メキシコシティに移動時、カラカス空港の搭乗口で荷物チェックの担当に当たり、1人別の荷物チェックの場所へ連れて行かれ、このままカラカスの空港に足止めされたら・・・と怖かったですわ。
価格もレートや通貨によってかなり違うようですし、、、
注意喚起が出ている地域に行くことはあるけど(そこまで気にしていたらどこにも行けないので)、渡航の是非を検討してください、に当該する地域はさすがにないです。移動のバスにセキュリティのアシスタントが付いたり、空港内でまでとは、ホンと物々しいですね、、、 まぁ、それで身の安全が守られるなら良いのですけど。
あじさいさんもだったと思うけど、私が今まで行った国とはいろいろと勝手が違いそうです(^-^;
そうそう、C国人とK国人、スロバキアでも、見かけたのはブラチスラバくらいで、他ではほとんど会いませんでした(笑) まぁ、日本人も同様でしたけどね(^-^;
渡航の是非を検討してください>いつもは大体チェックしているんですけど、カラカスの治安は、ヨハネスブルクと同じかな?位の感覚で、今回は旅行会社からの案内で知った次第です^^; なので、この件は両親や職場の人には内緒です(笑)
移動バスにセキュリティは、エジプトでもあったんですけど、その時はバスの前後に護衛車、車内は拳銃を持った警察が同行していたんですけど、今回はポロシャツにパンツのカジュアルな格好のアシスタントさんで撃たれたら助からないんじゃないのって感じで、要らぬ心配をしてしまいました。まぁ、同行したのは国際線ターミナルから国内線ターミナルへの移動の10分とチェックインまでの短時間だったんですけどね。
C国人とK国人、さすがにスロバキアの地方にまで行くといらっしゃらなかったんですね(笑)
今回のツアーでは、日本人ツアーの方は空港やホテルでお会いしたので、秘境と言えども思ったより日本人多いなぁと言う印象でした。