「ロボット」

 今日は、先日当選した「ロボット」の試写会@シネマート心斎橋。こちらのシアターは初めての利用だったのですが、こじんまりとしていたミニシアター系?上映予定の作品も興味深い作品が多かったがします。
パンフレットは、近未来的ですが、 
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サリー着用のシーンもあって素敵☆人間破壊プログラムを入れられた後のチッティとサナ
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解説: 最先端VFX、ド派手なアクション、マサラムービーならではの絢爛(けんらん)さを融合させたカオスな世界観が評判となり、世界興収100億円を超えるヒットをマークしたSFアクション。自身を無残に破棄した博士をうらむ超高性能ロボットが引き起こす暴走劇が繰り広げられていく。インド映画界のスーパースターとして日本でも知られる『ムトゥ踊るマハラジャ』のラジニカーントが、天才博士と狂気に支配されたロボットを一人二役で熱演する。監督は、『ジーンズ/世界は2人のために』などのシャンカール。


あらすじ: 10年もの月日をかけて、天才工学博士バシー(ラジニカーント)は自分と同じ姿かたちをしたハイテク・ロボットのチッティ(ラジニカーント)を開発。さまざまなトラブルを巻き起こしながらも、人間社会の規律や習慣を学んでいくチッティだったが、次第に感情が芽生えるようになる。やがて、博士の恋人サナ(アイシュワリヤー・ラーイ)に心を奪われ、強引に彼女に気持ちを伝えようとするが、それが博士の逆鱗(げきりん)に触れて解体されてしまう。博士への激しい怒りと、サナへの絶ち切れぬ思いから、チッティは殺人マシンとなって復活を果たすが……。

 インドのスーパースター、ラジニカーントの主演で贈る、インド映画史上最高の製作費にして最大ヒットを記録したエンタテインメント・アクション超大作。天才博士が開発した自分に瓜二つのロボットが、博士の恋人に恋してしまい、やがて世界の脅威となる大暴走を繰り広げるさまを、最新のVFX技術を駆使した圧倒的なスケールの映像でパワフルかつエネルギッシュに描き出していく。共演は「ミモラ -心のままに-」のアイシュワリヤー・ラーイ。




会場に着いてから上映時間は140分!と気が付き、2時間以上かぁと思っていたら、上映前にアナウンサーの方が「オリジナルは3時間ですが、日本用に140分に編集しています。」
と聞いて、更にビックリ。とは言え、インド映画だから踊りのシーンをカットしたんじゃないかと想像。上映中には「インターミッション」の表示があり、休憩?と思っていたら、そのまま上映されたので、あの辺りが編集されたんじゃないかと類推。

アナウンサーの方に「主演のサナ役のアイシュワリヤー・ラーイさん、医学部の学生役ですが、実年齢を見てビックリ。あえて年齢は言いませんが、美魔女ですよ。」と言われたので、上映中チェックしていたのだけど、確かにナイスボディ&エレガントで綺麗。年齢は私と同じくらいかな?と思って帰宅してチェックしたら、当たり!インド人のようですが、目が青かったりして混血なのかしら?まぁそれはともかく彼女の衣装でインド人の方の着られるサリー。とてもエレガントに着こなしていて、素敵☆マレーシアでサリーを着用したインド系の方を見たことを思い出しました。願わくば、チッティがもっとスリムでハンサムだったら良かったけど。でもずんぐりむっくりでありながら素早い動きもオッケーなのです。

そして、ネタバレになってしまうけど、ロボットはやっぱりロボットだと言うこと。人間が指示(プログラム)を与えると忠実に動いてくれるけど、人間のような感情を持たない。
劇中、火災になった建物の中から少女を助けるシーンがあり、少女は入浴中で素っ裸。助け出したけど、大勢の人の中に裸をさらされたら堪ったものじゃありません。バシー博士が直ぐに上着をかけてあげたけど、チッティは助けてあげたのになんで?と言う感じ。バシー博士の目的は、インド軍へ送って戦死者を減らしたいと言うのが目的だったけど、「感情をもたないのでは、敵と味方を誤って味方を殺してしまうかもしれない。」と言われ却下されます。それで、感情プログラムを入れて成功するものの、サリに恋をしてバシー博士とトラブルになり破壊されてしまい…。
バシー博士のライバルの悪徳工学博士に回収され、人間破壊プログラムを入れられ再生します。まぁこれが凄いのなんのって。次々にダミーを作成していき、あっという間に人間の能力を超えてしまいます。ロボットが隊列を組む辺りは、ハリウッド映画もビックリ。結局、バシー博士がプログラムを入れ替えて何とか落ち着くのですが、一歩間違えると人間がロボットに支配される日も来るのではないかと思ったり。途中、インド映画お馴染みのダンスシーンがあり、ちょっと長くなるものの、内容的には単におバカ映画と言うよりは、考えてしまうシーンもあり、思っていた以上に良かったので、お勧めです。
 映画とは関係ないけど、電車の汚さは私が行ったころと変わらず相変わらずだったことに安心しました(笑)
by ajisai0614 | 2012-05-10 00:00 | エンタメ | Comments(0)