「日本列島 いきものたちの物語」

 今日は、「日本列島 いきものたちの物語」の試写会@御堂会館でした。どこの主催の試写会かハガキに書いてなかったので分からなかったけど、MBSのアナウンサーの司会だったので、今日はMBS主催だったんでしょうね。
 映画の内容からか子供連れが多いかなぁと思ったけどそうでもなかったかな?近くの席には小学生くらいの子供が何人かいたけど全体的に静かだったので良かったです。
 マシになったとは言え、私の咳の方が煩いかも^^; 上映前に咳き込んでいたら、前の席の方がのど飴を下さいました。私もトローチは持っていたのですが、出そうと思っているうちに下さったので遠慮なく頂き、しばらくしたら落ち着いて上映中は咳き込まずに済みました。知らない方ですが、ありがとうございました。
 そうそう、映画のチラシに合わせて、オリジナル折り紙を頂きました。折り紙なんて懐かしいけど、今どきの子はするのかな?と思っていたのですが、以前小さい子供を持つ友達が「お受験に折り紙、あや取りが必要だから、(お受験しない子も含めて)結構幼稚園で流行っているのよ~。」と教えてもらったことを思い出しました。
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 解説: 四季折々の自然を織り成す日本列島に生息する動物の家族としての記録を、岩合光昭や中村征夫といった著名な写真家たちが撮影した自然ドキュメンタリー。およそ全国30個所で30種類の動物を2年半、1000時間にわたって撮影し、動物たちの愛らしい姿やしぐさ、たくましい生命力、家族愛を感動的に映し出す。
 ナビゲーターは、バラエティー番組「天才!志村どうぶつ園」などで動物に触れ合う機会の多いアイドルグループ嵐の相葉雅紀ほか、長澤まさみ、ゴリ、黒木瞳が担当。なかなかお目にかかれないヒグマやニホンザル、イノシシといった動物たちと、日本が誇る豊かな自然を楽しみたい。 

 あらすじ: ヒグマやニホンザル、イノシシ、キタキツネ、アザラシ、ニホンジカといった日本列島に生息する生き物たち。親子や家族で支え合って生きる動物たちの姿を、動物や自然をテーマに撮影するカメラマン、岩合光昭や中村征夫、嶋田忠らがとらえていく。

 




映画の方は、北海道知床半島のヒグマの親と双子の兄弟の成長とひとり立ちの記録、青森県下北半島のニホンザル、神戸六甲山のイノシシの親子、北海道釧路湿原のキタキツネの親子の絆と別れの物語、北海道襟裳岬のアザラシの誕生と冒険、屋久島のサルの楽園に巻き起こった騒動記、動物たちの様子に合わせて、相葉雅紀さん、長澤まさみさん、ガレッジセールのゴリさん、黒木瞳さんがナレーションをしています。

長時間の撮影のお陰でヒグマの子供が川を渡るときに石で滑ったり、自然なので弱肉強食の様子がとらえられていたり、もちろんその逆の狩りに失敗したりと、キツネの子供が成長し、親から別れる時は、親が子供に噛みついて巣から離れさせて行ったりと、動物たちの様子が季節を追って撮られていて、勉強になりました。
また下北半島のニホンザルはほのぼのとしているけど、屋久島のサル達は、ボスの座争いで傷だけと雰囲気が違っていたのも興味深かったです。
五島列島で撮影した、ニホンジカの群、あんなにたくさんのニホンジカが日本にいるとは驚きました。もちろんアフリカのサファリとは違うけど、上空からの映像は迫力がありました。
アフリカは乾燥して茶色いイメージが強いけど、日本は緑が多かったのが印象的でした。その他西表島で撮影した海の中のニモとか、南北に長い日本列島だからこそ、生息する動物の種類が多いのですね。パンフレットによると日本の海で確認されている生き物は33,629種類で世界第一位の多さだそうです。
そうそう丹頂鶴(写真は見たことあるけど、動いている様子)って初めて見たけどかなり大きいし、優雅ですね。

上映後は、撮影の様子、上空写真はパラグライダーで飛びながら撮影とか、水中写真はダイバーの格好でとか、撮影されたカメラマンの方の苦労が良く分かりました。私なんて気長じゃないから、長時間に亘って動物の撮影なんて無理だと思います^^;
正直、大画面で見なくても…と思ってた映画でしたが、上空からの映像とかは綺麗だったし、獲物を捕獲するシーンなんかは大画面だったので見応えがあったと思います。
子供さん連れにはもちろん、疲れている時とかは綺麗な日本の景色と動物の姿に癒される映画でお勧めです。
by ajisai0614 | 2012-01-21 00:00 | エンタメ | Comments(0)