「ファントム」@宝塚

 今日は楽しみにしていた「ファントム」の鑑賞@宝塚。パンフレットを見た時に音楽がモーリー・イェストンと書かれていて、アンドリュー・ロイド=ウェーバーでないので、「オペラ座の怪人」と演出が違うのかな?と思っていたのですが、音楽も演出(クリスチーヌの幼馴染のラウルの登場なし)も違っていました。
 「ファントム」と言うタイトルの通り、「ファントム」が話の中心と言うか主役。
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今日は阪急交通社の貸切公演だったので、幕間にお楽しみ抽選会や公演後ファントム役の蘭寿とむさんのトークショー(司会は元花組の絵莉千晶さんでした。蘭寿とむさんは元は花組で一時宙組に行ってて、今回花組に戻ってきてトップのお披露目公演だったそうで、司会の方の方が2学年上だけど、同じ花組出身で蘭寿とむさんはデビュー時から目立っていたそうですよ。)があったりでちょっとお得な公演でした。残念ながら、抽選会は外れでしたが。
 ミュージカルの終了後は、私の好きなラインダンスやレビューがあり、いつもながら夢のひと時を過ごすことが出来たのでした。
 公演前&間の幕(緞帳ではないと思いますが何と言うのか不明)も素敵でしょう?
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■主演・・・蘭寿 とむ、蘭乃 はな
三井住友VISAカード ミュージカル
『ファントム』

PHANTOM
Book by Arthur Kopit
Music and Lyrics by Maury Yeston
Based on the novel by Gaston Leroux
脚本/アーサー・コピット 作詞・作曲/モーリー・イェストン
潤色・演出/中村一徳  翻訳/青鹿宏二
“PHANTOM is presented through special arrangement with Music Theatre International (MTI),
421 West 54th Street, New York, New York 10019 – tel.: (212) 541-4684, www.mtishows.com”

[解 説]
 ガストン・ルルーの小説「オペラ座の怪人」を題材とし、1991年の初演以降、世界各地で上演され高い評価を受けている脚本アーサー・コピット、音楽モーリー・イェストンによる『ファントム』を、宝塚歌劇では2004年に宙組により初演。怪人の心の葛藤を鮮明に浮かび上がらせ、悲劇の結末をよりドラマティックに描き出した、宝塚歌劇ならではのロマンチックな舞台は高い評価を得、2006年には花組により再演。今回は、花組・新トップスター蘭寿とむのお披露目公演として、初演時から潤色・演出を務める中村一徳により、さらに感動的な舞台をお届けいたします。



 一幕のクリスティーヌがファントムに歌のレッスンをしてもらい、オペラ座で歌ったり、ファントムが狙われてシャンデリアが落ちたり、銃撃戦のシーンは大体同じですが、音楽は全く違うので変な感じでした。聞き慣れているのでアンドリュー・ロイド=ウェーバーの方が良い気がするけど、セットや衣装は宝塚の方が好みかな。
 オペラ座の地下でろうそくの明かりのシーンとか、オペラ座の舞台のセットなどは宝塚らしく豪華だったし。
ただ演出かどうか分からないけど、オペラ座のコーラスや街中の人達の声がかん高すぎてうるさいと思ったり。
 初めて聴く曲と歌だったので慣れてないせいもあるけど、一幕はイマイチ感情移入できないうちに終了。
第二幕はファントムの出生の秘密と言うか、ファントムのことを唯一怪人ではなく人間と知っているオペラ座の前支配人、ジェラルドがファントムの父と言うことが分かり、ファントムはクリスチーヌに亡き母の面影を求めていたと言う話で、第二幕はファントムと父ジェラルドの父子愛の話が中心で、こちらは初めて見るストーリーなので感情移入することができました。
 いつも楽しみにしている階段下のフラワーアレンジメント
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by ajisai0614 | 2011-07-02 00:00 | エンタメ | Comments(0)