2011年 03月 27日
吉田茂総理大臣訓示
「君たちは、自衛隊在職中決して国民から感謝されたり歓迎されることなく自衛隊を終わるかもしれない。
ご苦労なことだと思う。しかし、自衛隊が国民から歓迎され、ちやほやされる事態とは外国から攻撃されて国家存亡のときとか、災害派遣のときとか、国民が困窮し国家が混乱に直面しているときだけなのだ。
言葉をかえれば、君たちが『日陰者』であるときの方が、国民や日本は幸せなのだ。耐えてもらいたい。」
昭和32年2月防衛大学校第1回卒業式 吉田茂総理大臣訓示
私の無知と言うこともありますが、普段の平和な暮らしでは自衛隊について多くを語られることはありません。むしろ否定的な意見が多いのかもしれません。
自衛隊について賛否両論もありますが、今回ほど多くの日本人が自衛隊に感謝をしたことはないのでしょうか。それが仕事と言えばそれまでですが、夥しい数の遺体や瓦礫撤去、過酷な状況下での仕事は想像を絶するにあまりあります。
もちろん、警察や消防、海外からの救助隊など多くの方の力もあり、被災地に携わっている方、全てに感謝の気持ちは忘れていません。
何もできない私はもどかしさが募るばかりですが、今私に出来る(節電、不必要な買い占めはしない、正しい情報を見極めて、デマに惑わされないなど)こと、それを考えながら、普通の生活を送りたいと思います。